COLUMN  コラム

食材コラム「サワラ」

DAY | 2006年03月15日

「魚」偏に「春」と書いてサワラ。
春の魚!!に違いない。そう思っていた私・・・でも実は・・・。
さて、今回はそんな鰆についてです。

一般的には西京漬けが有名。晩春に産卵のため岸に寄った鰆は、刺身が最高。
ただ瀬戸内などの漁師は「ストップ!というと、この魚は死んでしまう」というほど弱く鮮度を命とする魚。
刺身にするには締めてから24時間以内くらいが目安と言われているほど。
そんなところから旬を告げる魚として「春」の文字が付いているらしいです。
お寿司屋さんに行ったら、私はこの鰆を絶対に注文して、握って出された瞬間に食べる!のですが、それはもっぱら間違っていたわけでもなく、私が食いしん坊だったわけでもないことを証明することができる情報です。(笑)

鰆は全長1m。成長と共に名前が変わる出世魚。
50cmくらいまでをサゴシ。
80cmくらいまでをヤナギサワラ。
そして1m以上になるとサワラ。
先祖をたどるとサバやマグロと同じ系統。
沿岸に生息する習性を持ったのが、サバ。
広く太平洋を回遊するようになったのが、マグロ。
そして外海から産卵が近くなると内海に入ってくるようになったのが、サワラ。
基本的にはほぼ一年中北海道以南の日本海に分布します。
体が細長くて腹が狭く見えることから、「狭腹」(さはら)と呼ばれ、これが名前の由来。若魚のサゴシは「狭腰」(さごし)と書きます。
春の鰆は関西のもの。代表的なのは瀬戸内の鰆。
関西の駿河湾や西伊豆には、秋が旬の「寒鰆」。季節によって同じ鰆でも色々あるのですね。

ここ数年のお惣菜ブームで、すっかり鰆の西京焼は人気者。漁獲高もVの字あがりに復活しています。
もちろん、大事なプロテインも100g中20.1gと豊富。高タンパクと呼ばれるアミノ酸スコアも100。
青魚に特有のDHA(脳神経細胞機能の維持)、IPA(不飽和脂肪酸)、カリウムなどを多く含みます。

今週のデリメニューでは、鰆と春キャベツのアンチョビ焼き。
キャベツの甘みと鰆のしっとり感をお楽しみください!

トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

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PROFILE

池澤智
いけざわ とも
PROFILE

トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
女優やモデル、アーティストなど多くの有名人やセレブの肉体改造を手掛け、高い評価を得ている。 その傍らトータル・ワークアウトの理論に基づいたオリジナルフードの開発も行い、店舗展開や著書など 幅広く活動している。

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