COLUMN  コラム

食材コラム「フキ」

DAY | 2006年05月30日

今日打ち合わせに行った会社は、実にユニークにもお茶の替りに「にんじんとりんごのジュース」「青汁」のチョイスをさせてくれました。絶対飲まない「青汁」をチョイスした私。これが、美味しくて何が入っているのかな?とラベルを見ると、非常に多くの野菜が…。 そうそう、日本には現在かなりの野菜の種類があります。しかし、日本に昔からあり、それを栽培し野菜として流通しているものは非常に少ないという話を聞いた事があります。

今回のコラムの主役フキはその代表的なもののひとつらしい。以前に何かのコラムの際に書いたかもしれませんが、野菜は本来、野原に生えていた草の中から、人が食べられるものを選んで畑で栽培し改良してきたものです。こういった形で昔から日本にあった野菜としては、セリ、ウド、ハマボウフウ、タデ、ジュンサイ、アサツキ、ラッキョ、ニラ、ダイコン、マコモ、ヤマユリ、ミョウガ、サンショウ、ワラビ、ジネンジョ・・・等で約30種弱。見覚えがある名前と、これって野菜?と疑問を持ちたくなる野菜がありますよね。古代から江戸時代あたりまで栽培していましたが、逆に今では栽培をやめたために自然界に戻って、きれいな清水の脇に生息していたりしているものもあるのです。これらの他は、ほとんど外来です。

太古にはカブやネギ、にんにくなど。奈良時代前後はナス、キュウリなどが。平安時代はササゲが入ってきています。室町になるとホウレンソウ、日本カボチャ、インゲン、ニンジン、ジャガイモ、スイカ、トウモロコシなど、現在の基本になる野菜はこの頃が多いですね。生活様式もこの室町時代が基本になっている事がいくつかあるようです。ですから、平安時代は野菜の種類はグッと少なくて、ジネンジョの甘く煮たものなどは最高のご馳走だったらしい。そうやって考えると、今の我々の生活って、本当に豊かですよね!野草を今のようにきちんと改良して栽培し続けてくれた昔の方々に感謝を込めて、色んな野菜をまんべんなく食べなくちゃ。雪を割って顔を出すフキノトウは、このフキの花。

メニューは、『フキとワカメ、竹の子の煮物』もうすぐ初夏。最後の春の名残として香りさわやかなフキを楽しんでください。夏などに汗をかき、過剰に塩分を補給することがあります。フキはそんな過剰塩分を排出するカリウムが豊富。高血圧の方は特に食べましょう。

トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

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PROFILE

池澤智
いけざわ とも
PROFILE

トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
女優やモデル、アーティストなど多くの有名人やセレブの肉体改造を手掛け、高い評価を得ている。 その傍らトータル・ワークアウトの理論に基づいたオリジナルフードの開発も行い、店舗展開や著書など 幅広く活動している。

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