食材コラム「はまち=いなだ」
DAY | 2006年06月07日
「出世魚」。なんと響きの良い言葉だろう。出世魚のように人生を重ねるごとに出世していけたら・・・、誰もがそんな想いを持ちますよね。さて、本題に。まず出世魚とは? 成長するにつれて呼び名が変わる魚のこと。江戸時代までは武士や学者などが元服の際や出世に従い名前を変える習慣があり、これになぞらえたものらしい。出世魚には「ブリ」「スズキ」「ボラ」など。今回の旬のおすすめは、ブリの成長名のひとつ「ハマチ」。これは西日本での呼び名。関東では「イナダ」あたりをいうのでしょうか。では、ブリの成長名を地方によって分けてみましょう。
関東:ワカシ・ワカナゴ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西:ワカナ・ツバス→ハマチ→メジロ(イナダ)→ブリ
北陸:ツバエリ→コズクラ→フクラギ→アオブリ→ハナジロ→ブリ
山陰:ショウジゴ→ワカナ→メジロ→ハマチ→ブリ
九州:ワカナゴ→ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ→オオウオ
ですって。皆さんの故郷はどの地域に当てはまりますか?
ここで、暖流を回遊するブリの仲間たちの紹介。顔を正面から見たときに頭部に2本の黄色い線が「八」の字のように入っていることから間八「カンパチ」。ブリの仲間で一番大きくなります。次は「ヒラマサ」。ブリよりも高級魚として扱われ、ブリと同じくらいの大きさではありますが、釣った時の引きの強さなどはブリの2倍以上だとか。迫力ある魚なんですね。そしてブリ。体長約1m以上をいいます。旧暦の師走の時期に旬を迎えるので、「魚」偏に「師」と書いて「鰤ブリ」。富山県氷見(ひみ)の寒ブリはあまりにも有名。 また、たんぱく質、脂質を多く含みます。これらの魚に共通していえることは、これらの脂質は、カラダに良い方向で働いてくれる脂質。中でもブリの良質タンパクとしてのアミノ酸スコアは100。ビタミン類もバランス良く含まれます。今週のメニューは『ハマチの和風サラダ』。美しくポジティブなカラダづくりには欠かせないプロテインフードをご提供させて頂いているこのベルエアでも、これらの出世魚のようにどんどん進化しながら皆様に新商品をご提案し続けます!
トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

