食材コラム「クロモ」
DAY | 2006年10月31日
今週のコラムは海藻の「クロモ」。以前に紹介したモズクのときに海藻のことは書いたのですが、シェフから来週はクロモです。と一通の小さなメモを頂きました。それには、よくお魚や海藻を送っていただく鳥取県境港の漁師さんから送っていただいた物語が書いてありました。ご紹介しますね。
クロモ 地元では「坊主ごろし」。
昔々、あるところに、とんでもない珍味な海藻が採れる漁村がありました。村人が、この海藻を好んで食べていたところ、何時しか集落中が病気知らずの長寿者で溢れてしまい、お坊さんの仕事がなくなってしまいました。それ以来、この海藻を「坊主ごろし」と呼ぶようになりました。と、いう山陰の民話でした。どうも、この集落が今の境港を指すらしく、この境港で採れるクロモは山陰の一部の日本海でしか採れないものだそうです。
学名でクロモと言いますが、他県で採れるものとは少し違うらしい。それ以上詳しいことが書いていないのですが、これまで何度もヌルヌル成分について書いてきましたが、このクロモのヌルヌル成分は、何とモズクの数十倍もあるらしい。通常のスーパーでも手に入るのであれば、私の朝食の『ネバネバサラダ』に加わること間違いないです。
しかし、坊主ごろし・・・とは、何とも面白いお話ですよね。これに近い言葉で「医者いらず」って言葉があります。私が知っているものですぐに思いついたのは「リンゴ」でした。以前に、何かのポスターで見たことがあります。1866年ごろ、イギリス国内の何かの文書に「寝る前にリンゴを1個食べなさい。そうすれば、医者がパンを稼ぐのを妨げられるでしょう」という記述が残っているんですって。このベルエアでは「リンゴ」がメニューに出てくることはないですが、普通一般に健康のためにバランスよく、果物や様々な野菜を食べ、カラダを動かすこと自体が「医者いらず」と健康でいよう!の養生訓なのでしょう。きっと全国にこういったお話があるのでしょうね。また、面白い話があったらご紹介します!
メニューは「胡瓜とタコのクロモ和え」。さっぱりメニューです!
トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

