COLUMN  コラム

食材コラム「秋茄子」

DAY | 2006年10月24日

シェフから、来週のテーマは秋茄子、と聞いたとたんこんなことわざを思い出しました。「秋茄子は嫁に食わすな」。なんて意地悪な!と、いつも思います。ちょっと、ことわざ辞典を引いてみました。三つほどありました。

美味しい秋茄子は憎い嫁に食べさせるのはもったいない。の嫁いびりの説。
カラダを冷やす秋茄子を食べさせると大事な嫁のカラダに悪い。思いやりの説。
種が少ない秋茄子を嫁に食べさせると石女(うまずめ)子供を産めないカラダになってしまう。同じく思いやり?の説。
その昔、大奥では憎い女性が身ごもった際に、茄子の煮汁を飲ませて流産させた、なんて恐ろしい話も出てきました。私が思ったのは、やはりこれだけ美味しい秋茄子だからみんなが食べたい、でも確かに茄子はカラダを冷やす食べ物。大事な嫁に食べさせて、もし大事なカラダが冷えてしまっては大変。だから、ちょっと怖い言い方をして、諦めさせる・・・なんてお話にしたいのですが、みなさんはどう思いますか?

もうひとつ茄子にまつわるお話は、「一富士二鷹三なすび」。私は、この言葉を聞いた時に大爆笑!なんの事やら全くわからず。これもいくつか説があるようですが、ここでは有力な徳川家康説に。徳川家康の出身地である駿河で自慢できるものは、一番に富士山、二つ目に鷹、そして三つ目は家康が大好物だった?らしい茄子。そこで初夢にこの家康ご自慢の品を見ることが出来たらその年は安泰・・・ということから吉夢へと繋がっていくらしい。

昔の人は、いろんなことわざを作って日頃の生活の教えとしていたのですね。私はことわざ、と言えば「Protein=Life Energy」です!って、これはことわざではないですが、それぐらいみなさんに浸透するとうれしいなぁ、と思っています。

さて、メニューは「蒸し茄子のそぼろかけ サラダ仕立て」ですって。何となくマーボー茄子っぽいのでしょうか?先程から話題に出ているように、茄子はインド原産で火照ったカラダをクールダウンさせるほどの熱を冷ます効能があります。日本では古い野菜。各地にいろんな形や色、品種があります。料理によって使い分けるのも楽しいでしょうね。皮の紫にはアントシアニン(コレステロールを下げるなど)が多く含まれる。茄子の切り口が茶色くなるのはクロロゲン酸という高酸化作用の成分。一度にたくさん食べ過ぎないようにしましょうね。

トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

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PROFILE

池澤智
いけざわ とも
PROFILE

トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
女優やモデル、アーティストなど多くの有名人やセレブの肉体改造を手掛け、高い評価を得ている。 その傍らトータル・ワークアウトの理論に基づいたオリジナルフードの開発も行い、店舗展開や著書など 幅広く活動している。

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