食材コラム「鰤(ぶり)」
DAY | 2006年12月05日
寒くなりましたね。寒さにはそんなに強くない私ですが、早朝や深夜の空気が透き通り、とんがったその香りは大好きです。
さて、今週の食材は鰤(ぶり)。たまたま昨日、師匠のケビンと食事をしたとき、鰤大根を頂きました。おいしかった~!!でも、ケビンは「顔食べるの?!」と言い、鰤のえらをつかんで、まさに目の回りの部分を食べている私を横目であきれた顔をしていました。
まぁそれはさておき、鰤に関しては以前に「ハマチ」を書いた時に説明をさせて頂きました。「ハマチ」のコラムを読んでいない方がいらっしゃるかもしれないので、簡単に鰤のおさらいを。
大きさによって呼び名が変わる出世魚の代表格です。
関東:ワカシ・ワカナゴ→イナダ→ワラサ→ブリ
関西:ワカナ・ツバス→ハマチ→メジロ(イナダ)→ブリ
北陸:ツバエリ→コズクラ→フクラギ→アオブリ→ハナジロ→ブリ
山陰:ショウジゴ→ワカナ→メジロ→ハマチ→ブリ
九州:ワカナゴ→ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ→オオウオ
体長約1m以上をいいます。旧暦の師走の時期に旬を迎えるので、
「魚」偏に「師」と書いて「鰤」。良質たんぱく質が多く含まれるのでアミノ酸スコアも100。
今週は、これからの寒さに備えて「冷え性」の事について少しお話をします。冷え性の方、みなさんのまわりにも多くないですか?冬だけではなく、一年中冷え性の方が多いようです。「ナス」のコラムのときにも書きましたが、「冷えは万病のもと」、特に女性は。体が冷えると、本来備わっている免疫能力や修復能力が衰え、そのことにより生活習慣病などにもかかりやすくなります。これから冬本番を迎える時に、より「冷え」に気を付けて頂きたいのです。
「冷え」に関して、少し中医学の言葉から引用させて頂きます。
「冷え」ると、腎臓などの泌尿器系や成長や生殖をつかさどる生命エネルギーのもとである「腎」の働きを衰えさせることになります。また、美容の大敵でもあり、顔色がくすんだり、肌や髪の毛のつやがなくなるのも「冷え」からきている事があります。体内血液が滞りなくめぐり、「腎」がいきいきと働かなければ美しさは生まれません。「冷え」が悪化する冬の食生活の基本は、カラダを温め「腎」の働きを補う食材を摂ることです。
野菜ではニラやネギ、根菜全般、魚介ではエビ、すっぽん、いか、貝類、肉ではラム肉、豚肉、鹿肉など。栗、くるみ、黒豆なども「腎」に働きます。トマトなどはカラダに良いので・・・などと一年中トマトを食べていると、余計にカラダは冷えていきますのでご注意。季節の食材を考えて食べることを癖つけましょう。もちろん、プロテインは忘れずに。
プロテインたっぷりの今週の鰤のメニューは、「ブリのおろし生姜だれ」。
トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

