ノンカロリー
DAY | 2007年02月23日
前回のコラムに取り上げた「レアーチーズケーキ」。
今なお、我が家の冷蔵庫には、わずかに残った無塩バターが悲しそうな顔をしてラップにくるまれている。もう使うことのない無塩バター・・・。なぜ捨てることが出来ないのか?
「ちょっと、食べてみたい気もする」というジャンクフード好きな私の本質的なある一面の仕業であることは、薄々感じていた。
私は、我が家の冷蔵庫の中をエリアごとに分けている。
食べちゃだめなものエリア、たんぱく質エリア、アクアエリア、サプリエリア、フレッシュエリア、ノンカロリーエリア。食べちゃだめなのになぜエリアを作って残してあるか? それは、あまり深く考えないで欲しい。ここには、アーモンド入りのチーズや、バシュラモンドールチーズ、福山雅治さんのコンサートに行ったときにもらった「ましゃマヨ」というマヨネーズ(多分これはもう3年前のもの、、、食べられない)、バレンタインに頂いたGODIVAのチョコレートがある。
たんぱく質エリアは、ささみスモークに、スモークサーモン、ノンオイルのツナ缶、卵。アクアエリアには、三谷さんが名付けて下さった「ケビン水(すい)」=Fitness Water、コントレックス、温泉水99、クールマイオール、1本4500円もするガンに効く水(これは、ガンじゃないと思っているので、ずっと飲んでいない。)、鉄瓶で沸かしたお湯を冷やしてある。クロムハーツの水(ちょっとかっこいい)、こんなところ。
サプリエリアは、ビタミンからミネラル。ラクティス、マグネシウムに、鉄、亜鉛、はちみつ、コラーゲン、Q10、ヒアルロン酸。顔や肌に吹き付けるものから、飲む物、錠剤まで、冷蔵庫の半分を占めている。なんだか私にとって冷蔵庫は魔法の箱で、そこに入れておくと新鮮に保てる!なんていう、何の根拠もない発想がある。おかげでおいしっくすで買った5人家族分くらいの野菜も新鮮に保たれている(それはどうだか、、、)。
そして、ノンカロリーエリアには、きのこ類、こんにゃく、海藻類・・・。
それはそうと、そもそも、ノンカロリーの定義って?
だって、食べたときの歯ごたえ、甘さや辛さ。カロリーがないとは思えない。カロリーがないのであれば、あの物体はどうなってどこへ行くのだろう? この目の前に見えている物体は? 日ごろ「これはカロリーがないので、、、」そう話している自分の頭も整理しなおしたくなった。
私が使っている日本食品標準成分表は四訂版(1982年)でこんにゃく、きくいも、きのこ類、藻類の計79食品のエネルギー欄はいずれも「―」横棒で示されている。これは初版(1951年)からずっとこの表示で「0」とは書かれていない。食品成分表のエネルギー値はその食品(可食部分100gあたり)に含まれているたんぱく質、脂質、炭水化物を割り出して、各エネルギー換算係数を乗じ、3つを足し算して出されています。しかし、きのこ類、こんにゃく、海藻類の場合、エネルギー換算係数を決める実験をすると、人によって数値にバラつきが出て、一定の係数を定めるのが難しいらしいのです。これが理由で、エネルギー値を表示しなかったようです。
上記のような食品には食物繊維が多く含まれています。そしてこの食物繊維は消化されにくいので、実際に利用されるエネルギーは50%で算出するとみられています。そして、私が持っている古い食品成分表ではなく、ちなみに昨年2006年版五訂増補食品成分表によると、【えのき22Kcal、干ししいたけ182Kcal、焼き海苔188Kcal(100gあたり)】となりますが、実は、一食あたりにすると、【えのき4.4Kcal、干ししいたけ14.2Kacl、焼き海苔4.2Kcal】という具合です。「なぁーんだノンカロリーといえ、若干のカロリーはあるんだ!じゃあもう食べません!!」ではなく、この食品たちはコレステロール値や血糖値を下げるなどの役目も担うので、バンバン召し上がってくださいね。
私は海藻類が大好きで、コンビニに行ってもおつまみコーナーで茎わかめやら、焼き海苔の梅はさみだとかについつい手がのびる。ケビンさんはいつも「なんでそんな年寄りスナックが好きなのかね?」とおっしゃいます。(- -;) 外国人の彼からはそう見えるようだ。ならば、我が家の冷蔵庫は『年寄りスナックコーナー』誕生ということになる。
トータル・ワークアウト
パーソナル・トレーナー 池澤 智

