COLUMN  コラム

Wedding

DAY | 2008年04月25日

昨年は、芸能界でも結婚ラッシュだった。
芸能界だけではなく、私の周りもちらほらと、、、昨年11月から今月まで、2月を除いて、毎月結婚式に出席している私。そしてこれがまた驚くことに8月まで続くのだ。
その都度、見栄を張り新調する普段着にはなり得ない洋服。こんなちびっこ服の貰い手はきっとない。この先たんすの肥やしになること間違いないプチドレス達がクローゼットに増える。それにこの先、履けそうにないピンヒールは、ケーキカットの瞬間を激写しようと小走りする私の足から勝手に脱げ、無理をしていることを象徴している。
「今日は、おめでたい日なんだから!!」そう言って用意されたお料理をパクパク食べてしまうといった、結婚式はなんとも非日常なシチュエーションだけに、心も開放的になり、ちょっと後で反省する事が多い環境でもある。
それでも、やはりこの空気。何度参加させて頂いても、心地よい。幸せの定義を考えさせられる瞬間を私は楽しんでいるのだ。

ある披露宴で、スピーチをする事になったおじさんは、ひそかにお酒でその緊張を紛らわせていたが、食事を全く取っていない。(きっと喉も通らないのだろう・・・)
しかし、そういった彼の体の中はどうなっているのだろう。
人間は血糖値が下がると筋肉を分解し、エネルギーに変え活動する。上がりすぎた血糖値は脂肪の付きやすい状態を招く。つまり血糖値というものは極度に上げてはいけないのだが、この人は現在相当な勢いで血糖値を上げてしまっている。テンション以上に高いはずだ。何しろアルコールは血糖値の上昇率が高いのだ。

いよいよスピーチ。
お酒の力を借りて、流暢に話され、「どうだ!!」という形でお話が終了。自分の席に戻ると彼は今まで手をつけていなかった食事を片っ端から食べ始めた。
あっ!!そんなことしたら上がった血糖値の上昇に加えもっと大変なことになるのに!と思ったが知り合いではないし、きっと余計なお世話なので知らぬ顔をする事にした。
こんな風に披露宴ではいろんな状況に出くわすわけだが、私にはここでちょっとしたルール、そう「プチルール」というのがある。

もともとアルコールが苦手な私は、お酒を飲まないので、そこに対するルールはないのだが、披露宴会場に入るとテーブルに置いてある本日のお食事メニューを見る。そして頭の中で一番たんぱく質が多いお料理を探す。そのお料理は大抵がメインディッシュだ。という事で、メインまでに腹3分目にとどめておくのがポイント!そして、メインは出来るだけ全部食べる。もし、メインがお魚なら、パンにはオリーブオイルをつける。お肉ならパンはそのまま頂く。スープの中のクルトンは食べない。サラダはお皿の一番下にあるレタスは食べない。そんな風に油物を極力避ける。なぜなら、愛の証のウエディングケーキを食べたいからだ!!メニューを見て油の割合、糖質の割合、一番食べるべきものがなんとなく分かるようになるってことは、ちょっと得かも。
でも、時々メニューに載っていない『ドルチェ』たちが運ばれてきて「何個でもどうぞ」なんていわれたときは、、、そのチョコの中はキャラメル?ジャム?はたまた純チョコ?なんて思っていると全種類取ってしまう。マカロンなんて日頃は好んで食べないのに、かわいさに負けて手が伸びる。
あ~、プチルールも守るのは難しい。
引き出物のバームクーヘン、アーモンド・ドラジェ、ラスク・・・。
お家に帰ってまで余韻を楽しんでしまうと、カラダが泣く。なので、ご近所さんにおすそ分け。
私の結婚披露宴は計算された食事を出そうと。。。空想の世界に入るのであった。

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PROFILE

池澤智
いけざわ とも
PROFILE

トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
女優やモデル、アーティストなど多くの有名人やセレブの肉体改造を手掛け、高い評価を得ている。 その傍らトータル・ワークアウトの理論に基づいたオリジナルフードの開発も行い、店舗展開や著書など 幅広く活動している。

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