カルニチン
DAY | 2008年07月30日
私は最近(いや前からか・・・)頻繁にタクシーに乗る。
自分の運転をここまで信用できない人も珍しいと思うほど、運転が苦手だ。ここだけの話、右の前方ホイルを3日前にガリッとやってしまったようで、洗車をしてくれたお兄さんが「よくタイヤ無事でしたね」なんて言うもんだから、何のことを言ってるのかしら?と思い、ふとそのタイヤを見るとそんな事になっていたという・・・救いようのない運転能力だ。
まぁ、元はといえばアメリカに居る頃、免許のない私はバス停まで1時間近く歩いて行き、バスに乗って2つとなりの街のジムに通っていた。ある日「鹿に注意」のマークを見つけて、慌てて3日で免許を取得したというから仕方ないと思って欲しい。しかし、車も購入したことだし日本に戻ってからはまじめに教習所に通ったが、あまりプラスにはならなかったようだ。
地下鉄に乗れば反対方向の駅に向かっていたり、駅から目的地までの地図もろくに読めない。というかなりの方向音痴・・・。だからもっぱら移動はタクシーに頼ってしまう。そんなタクシーには、心をそそる「絶対うそだ!」と思うような小さな広告冊子が目の前に大体4種類くらいある。
ある日見つけてしまった。「痩せたくない人は見ないでください!」
ちょっと、ひかれちゃうこのキャッチ!中を見たい!!と思ったが、運転手さんの視線が気になる「この人痩せようと思ってる・・・」なんて絶対思われるじゃないか。それはトレーナーとしてカラダを変えるノウハウを知っている私のプライドが、、、と思い隣にある「給料1万円でも文句を言わない秘書」と書かれた冊子を興味もないのにまずとることに決めた。私が社長に見えるはずないので、今思うとこれも恥ずかしい。
そして、その冊子を元に戻す時、スルッと隣にあった例の痩せる方法が記載されているはずの冊子をとった。中身は・・・、思ったとおりエステでお腹の脂肪吸引だった。どんな広告も必ず見た後はがっかりする。
その夜見たテレビでも「飲むだけでなんと-10KG!」
またか、どうせがっかりする内容だろう・・・。と分かっていても見てしまう。
とにかく私ときたら、藤原紀香さんが使用している(?)メリハリボディーになるクリームと聞けば塗りたくったり、脂肪の吸収を抑えるお茶と聞けば毎日4本は飲む黒烏龍茶・・・。かなり影響されやすい。
この時見ていたテレビもなにやら「カルニチンが良いらしい」と言っている。しかし、このカルニチンは飲むだけではなく、運動をする事によってかなり脂肪の燃焼が良くなる。そして体重が落ちるらしい。なんていう本物らしい事も付け加えられていた。テレビの中のモニターの女性は本当にみるみる痩せていく。最後には若干加えられた化粧を武器に相当綺麗になっていた。
カルニチンと言うものは、当ジムでも扱っている商品だ。
Dr曰く、正式には『L-カルニチン』という。注目された最初の理由は、痴呆症にいい成分として注目を浴びたという。『L-カルニチン』は体内でアセチル-カルニチンに変わる。脳のアセチル-カルニチンが不足すると脳の細胞は壊れやすくなってしまうらしい。脳細胞はどんどん生まれ変わり、増えていくわけではなく、20代をピークに年齢とともに減少していき、お年寄りの脳細胞は生まれたときの半分くらいにまで減ってしまうという。また、今回のテレビでのモニターの結果にもあるように、『L‐カルニチン』は脂肪の燃焼にも役立つというのだから驚きだ。
『L-カルニチン』を多く含む食品は肉類だ。中でも、赤身肉の活発に動く部分に特に多い。牛肉、豚肉なども多いが、一番多いのはマトン(羊肉)だ。その分量は牛肉の約3倍、豚肉の約9倍といわれている。ただ、このあたりの食品は脂肪も多いので、沢山食べると違った問題を引き起こしかねない。
そこで、一番手軽に確実に摂取できるのが、サプリメント。
私も、半年間飲み続けているこのサプリメントのカルニチン。Drは続けて言う、『カルニチン』はそれだけ飲んでも体脂肪を燃やしやすくしたり、脳の老化に影響を与えられない。『CoQ10』と『ビタミンB1』もいっしょに摂る事。そして、『適度な運動』が必要だと強調しておっしゃった。なるほど、「飲むだけで。。。」とか「塗るだけで。。。」って都合の良いものを探すのは、もうやめよう。サプリメントも摂るだけではなくて、やらなければならない事はあるって事。皆さんは、少なくてもしっかり運動されているわけですから、きっと有効なはず!私も、この職業を利用して、トレーニングをご一緒させて頂く際には、一生懸命ウエイトのプレートを付け替えたり、ジムの中をできるだけ走り回ってみることにしよう。(笑)
小さな抵抗を繰り返す私だった。

