COLUMN  コラム

チーズ

DAY | 2009年01月22日

久し振りに書いたコラム。
クリスマスからお正月にかけて、美味しいものを沢山食べたおかげで、コラムの題材を選ぶのに迷っていた。ということにしておこう・・・すみません。

言い訳はさておき、最近めっきり料理なんていう、女性らしいものにはまっている私。
「えっ、だってレシピ本書いているくらいなんだから、料理はもともと得意でしょ?」なんて言われるのですが、私の仕事は、料理を頭の中で想像し、言葉にして、感覚をシェフに伝えること。丁度、青色の絵の具と赤色の絵の具を混ぜると、きっとこんな紫色になると思う・・。なんて感じでレシピの提案をし、完成したのがあのレシピ本達。
要はうちの優秀なシェフのおかげということで、私はそれほど料理が得意なわけではない。

キャベツの千切りは、自分なりのスピード対決みたいなものがあって、なかなか好きだけれど、食べる時はもっと大きな四角い形で食べたいし、ゴマをすり鉢で擂るのが好きだけど、ゴマをそれほど食べることもない。
やりたい作業と食べたいものが一致しないということも、今まで私が料理というものから遠ざかっていた理由の一つだ。

しかし、最近は『イタリアン』に凝っていて、これは食べるのも好きだし、作るのもとても楽しい。特に、チーズを使った料理が沢山あって、これまた嬉しい。
先日は、リコッタを料理で使った。水分が多くて独特のにおいがあるリコッタを、ほうれん草とかにのほぐし身とあえて、カンネローニで巻いて、トマトソースと一緒にオーブンへ入れる。勿論上にはパルメザンチーズをどっさりかけて、何カロリー?と恐ろしく感じるほどボリュームのある一品が完成した。
それに、5種類のチーズのリゾット。
チーズチーズでお家がかなり『イタリア風』になっていた。せっかくだからと言って買った意味もないグラタン皿は大きすぎて、使い物にならなかった。というのは余談だが、お料理をするようになって、増えていく食器に地震だけはきて欲しくないと、強く思うようになった。

さてさて、そんなチーズは牛・水牛・羊・ヤギ・ヤクなどからとれる乳を原料とし、発酵や凝固などの加工をして作られる食品(乳製品)の一種だ。栄養価の高い乳をなんとか長時間保存しておけるように、水分を抜いて作られたのがこのチーズで、液体でなくなったことから運搬性が高まった。また、凝乳酵素や酸を加え静置すると、ふわふわの白い塊と上澄みの水分が出る。これが、トータル・ワークアウトのプロテインでも使用しているホエイだ。

チーズは大きく6種類に分けることが出来る。
①プロセスチーズ ②ナチュラルチーズ ③ウォッシュチーズ ④白カビチーズ
⑤ブルーチーズ  ⑥スモークチーズ
という分類だ。

これらの分類の基準は、加工の仕方や材料による。
①プロセスチーズは、加熱する事で発酵を止め長期保存に適したもので、アメリカンチーズなどがその代表的なものである。
②ナチュラルチーズは、熟成せず常温での保存は出来ないもの。
私たちには比較的馴染みの深いモッツァレラ、カッテージチーズ、リコッタなどがある。
③ウォッシュチーズは、表面に菌を植え付けて熟成させ、同時にそれをワインや塩水などで洗い流す過程を経て出来たもの。
私が好きな、フランスやスイスが原産のチーズで「ヴァシュラン・モン・ドール」もその中の一つだ。
ジュラ山脈の高地で放牧される牛の牛乳から作られる柔らかいチーズで、1kgのモン・ドールを作るのに、およそ7リットルもの牛乳が必要になる。しかもこのチーズ、9月10日から翌年の5月10日まで販売される季節限定のチーズで、丸い木箱に入っている。その感じがなんともかわいくて、アルプスの少女ハイジになったような朝を迎えることが出来る。(このコラムを横目で見ている人達が、今述べた部分の文章は消去した方が良いのでは・・・と提案しているが、気にしないでおこう)
冷蔵庫の中に入れておいても、取り出したときはとろとろのチーズになっている。硬くて、パサパサしているチキンだって、モン・ドールをかけて、ブラックペッパーとレモンだけで本当に美味しく頂ける。

その他によく食べるチーズは、先に述べたナチュラルチーズの一種であるカッテージチーズ。チーズの中でも脂肪分が少なく、カロリーが低い。明太子と雑穀米を和えたものにカッテージを加えておにぎりにすると、ちょっとイタリアンな感じがする。食事コントロールをされている方なら、カッテージとツナ缶を混ぜて、お醤油とわさびを少したらせば、これまた美味しい。チーズはとんがった味を丸くするし、栄養価も高い。うまく使えば体づくりにも役立つ食品だ。

もっともっとチーズのことを学んで、『チーズから出来るカラダ』なんてレシピ本を作りたい!って言ったら、シェフ・・・「またかぁ」って思うだろうなぁ。

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PROFILE

池澤智
いけざわ とも
PROFILE

トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
女優やモデル、アーティストなど多くの有名人やセレブの肉体改造を手掛け、高い評価を得ている。 その傍らトータル・ワークアウトの理論に基づいたオリジナルフードの開発も行い、店舗展開や著書など 幅広く活動している。

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