COLUMN  コラム

クランベリー

DAY | 2009年12月02日

外はすっかり寒くなり、季節はもう冬です。
11月に入ると六本木ヒルズでは、けやき坂のイルミネーションが幻想的な景色を作り出し、カップルや家族連れの方たちで溢れかえる。毎年のことなのに、やはり点灯する瞬間は「わ~」と声が出てしまう。そして、何度も、何度も見ているはずなのに、車の中から携帯で写メを撮ろうとする私・・窓を下げずに撮ると確実にぼやけるので、窓を開けて激写する。きっと口も開いているに違いないほど、私は必死だった。
ナンバープレートは、品川ナンバー1107(イイオンナ)の車に乗っているにも関わらず、完全観光客に間違えられるくらいのその恥ずかしい姿を思い出す。
会員様遭遇率65%のこの道は危険だ。イルミネーション写真をよく見ると、会員さんの姿が!!ズームでよく確かめてみたが、やはり○○さんだ。撮影時の自分を思うと心配事が急速に増えてきた。何はともあれ、クリスマスが近づくと、人も町も優しくなってなんだか沢山のことが平和に流れる。ここはひとまず気にせずに。。

先日、トータル・ワークアウトのジムにも恒例のクリスマスツリーを飾った。というか、トレーナーたちが飾ってくれた。そして、トータル・ワークアウト・カフェでもクリスマスメニューを・・・。12月になるとクリスマス一色だ。
クリスマスと言えば『ターキー』。今回のコラムは『ターキー』だ!と思ったけれど、以前に書いたことがあるので、今回は主役補佐のクランベリーソースにしよう!
しかし、私はおかずにフルーツがちょっと苦手。例えば、パインの入った酢豚、りんごの入ったポテトサラダ、オレンジソースのかかった鴨・・どれを食べても小さな頃、おじいちゃんがくれた塩をかけたスイカを思い出す。。。アメリカに居た頃、ターキーにかかったクランベリーソースもはいで食べたものだ。

どうして、クランベリーをかける必要があるのか?気の効いたおしゃれなのか?何か、素晴らしい食い合わせがあるのであろうか?そんな疑いをもっていた。
どうやらそれには、歴史的背景があるようだ。アメリカでは、11月の第4木曜日にThanks Giving Day(感謝祭)のお祝いにターキーを食べる。その儀式は1620年にまで遡り、イギリスでの宗教迫害から逃れたピルグリムの一団が新大陸に渡ってきた頃、彼らが大自然の厳しさに困惑している時にネイティブ・アメリカン(インディアン)が救いの手をさしのべたことに始まる。それは傷口の塗布剤や胃腸薬として愛用してきたクランベリーを生活の知恵として譲り受けたのだった。ピルグリムたちは、初めて目にしたクランベリーを命の恩人として、お祝いに供えたのだろうといわれている。食い合わせには関係なかったようだ。

そういえば『クランベリー』の実を実物で見たことがないなぁ。とふと思った。調べるところによると、『クランベリー』は見た目にチェリーっぽいため甘酸っぱい実を想像してしまうのだが、どうやら甘味はほとんどなく酸味が強いために、果実と言ってもそのまま生で食べられるものではないようだ。ジュースやジャムにして使うことが多いため、そういった加工食品になって店頭に並ぶ。アメリカのジュース市場では、オレンジ、アップルに次ぐ第3位の消費量を誇っている。生で売っていないのは腐りやすいからだと思っていたが、そうではなく、むしろ『クランベリー』自体が持つ抗酸化の要素が日もちさせる要素もあるようだ。また、『クランベリー』は他にもビタミンCと食物繊維が豊富で、尿路感染を予防する働きをするキナ酸が多く含まれている。ビタミンCは100g中18.2mgとりんごの6倍、ブルーベリーの2倍、食物繊維は100g中4.46gとずば抜けている。美肌にも健康にも良さそう!なんて思う。健康おたくの私は早速クランベリージュースを飲む日がつづくと思う。ただ、ターキーには、グレイビーソースだとかたくなに決めている私だった。

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PROFILE

池澤智
いけざわ とも
PROFILE

トータル・ワークアウトゼネラルマネージャー&パーソナル・トレーナー
女優やモデル、アーティストなど多くの有名人やセレブの肉体改造を手掛け、高い評価を得ている。 その傍らトータル・ワークアウトの理論に基づいたオリジナルフードの開発も行い、店舗展開や著書など 幅広く活動している。

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